簿記3級統一試験の流れ&個人的見解による勉強方法

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簿記まとめ お金のこと

昨年12月に念願だった簿記3級を取得することになりまして、改めて簿記の流れとおすすめ方法をご紹介していきます。

まだ、簿記を取得したから、何かができるようになったわけではないですが、無駄なことは一つもなかったと思うのでこれから簿記を取得していきたいという人の何かの参考になったら嬉しいです。

簿記を勉強するきっかけ

私の場合、お金の勉強をするにあたって、簿記は「お金の常識」という話を聞いていて、己の資産をきちんと管理するのに必要だなと思ったからです。

もちろん、税理士とか会計士になろうとかは思っていないのですが、今少しずつ実感してきております。

教材の選び方

以前も紹介したかと思いますが、クレアールという大手企業が行っている教材を選びました。

教材がしっかりしていて、在宅しながら自分の時間の中での動画視聴で勉強できること、ハローワークに登録している人には合格した人には返金されることなども含めて、手当が厚いなと思ったからです。

統一試験?ネット試験?

簿記にはこの2種類の試験方法があります。

ネット試験だといつでも受けれること。結果が早いこと。パソコンでポチポチできることなど、早急に取りたい人にはオススメです。

ただ私の場合は統一試験だと合格証がPDFで送られてくるというのが、何だか寂しかったので、敢えての統一試験にして、受験のようにみんなで机を並べて、えんぴつを持ってカリカリする方を選択しました。

あと、いつでもいいや、となると私はやらないタイプなので、ここで取らないと本当にダメだぞ!と期限を設けた方が真剣にできると思ったからです。

いざ、申し込み

1 受験したい商工会議所を選択

 (都内では個人で申し込むには限られた場所でしか受け付けてくれないので、なるべく近いところを選びましたが、それでも自宅から1時間くらいかかりました。)

2 簿記試験受付開始日をきちんと把握しておきましょう

 (統一試験は受けるのも、申し込むのも日にち指定されています。いつでも申し込めるわけではないので、事前に確認して、自分のスケジュール調整が必要です)

3 受験票を取得&受験料支払う

 (商工会議所のホームページで調べると、指定書店で現金での支払いでした。この時にネット上で点数を確認できる設定にしておかなかったことをかなり後悔したのでお忘れなく!)

4 約3週間くらい前に試験ホームページ上で受験する教室が発表されているので確認

 (受験当日にも張り出されていたりしますが、安心感が違うのできちんと把握しましょう。ちなみに私の場合は商工会議所近くの大学構内でした。試験会場への行き方も事前にリサーチしておきましょう)

これで泣いても笑っても、この日が来てしまいます。身が引き締まる思いになります!

勉強方法

1 動画視聴→テキストを解く→動画視聴

 (この順番がきっと効率的だなと思いました。私の場合、とにかく動画視聴を一気にクリアしたい気持ちがあったので後から大変な思いをしました。)

2 動画視聴が終わったら、問題を解きまくる!!

 (問題集とにかくこなすこと!回答を見ても全く理解できなかったら回答説明動画もあるのでそちらを視聴しましょう。)

3 時間があれば問題集を2周解きましょう

 (問題に慣れることが大事です。1回目では解けなかったところが理解できたり、できなかったり、自分の苦手分野もここで発見できます)

4 模擬試験を何度も挑戦しましょう!

 (教材の中に、4回分の模擬試験があるのでそれを2回くらいやりましょう。ここから実際の受験を想定していくので、きちんと時間を測りながらも大事です)

5 それでも合格基準70点以上取れない場合はネットでダウンロード!

 (とにかく問題をたくさんこなすことが鍵です。しかしながら近年受験問題を持ち帰ることができないので想定試験ぐらいしかネットにはなかったりしますが、それでも模擬試験をこなす意味はあります。一つのサイトからではなく、複数のサイトから模擬試験の解答用紙などをたくさんダウンロードして印刷して、手を動かしながら多くの問題を解いていきましょう)

※私は追い込みに時間がなかったので、ネットで模擬試験をダウンロードしましたが、時間がある方は問題集を書籍で購入することが良いでしょう。

受験当日の流れ

1 持ち物をきちんと確認

 (ホームページにも記載はありますが、受験票にも、持ち込み可能な電卓の種類や、使える筆記用具がBの鉛筆かシャーペン、なども細かく注意事項があるのできちんと確認しましょう。また身分確認証として運転免許証が必須でしたが、こちらを忘れると後から手続きをしなくてはならないので非常に面倒です。)

2 早めに行動

 (かなり早めに着いた私は会場付近で迷子になりましたが、問題なく試験教室に着くことができました。試験自体が緊張するものなので落ち着いて受験するためにも、早め早めの行動が己のためです。ちなみに私の場合試験開始時間が9時という恐ろしい速さだったので、ほぼ完徹で行きましたが、オススメしません(笑))

3 自分の受験番号が張られている机に着席

 (黒板に座席表が張ってあるので、そちらを確認して着席。ちなみに荷物は不正行為防止のため足元に置きます。必要最低限の荷物でいきましょう。隣の座席などには置いておけません)

4 机の上には筆記用具。電卓、免許書、受験票を置く。

 (試験開始直後、試験官の方がこれらをチェックしに回ってきます。時間がないのに、気になるなと思っていましたが、見やすい様に置いておけば問題なく過ぎ去ります。)

5 簡単な説明15分後くらいに試験開始!!

 (試験官の事務的な説明に約15分くらいかかり、いざ試験。ちなみに計算をするのに必要なメモは問題用紙の最後に付属しております。なので計算式も回収されるという恥ずかしさ)

6 問題を解くコツ!

 (問題は大きく3問に分かれております。とにかく1問目の仕分けの問題がかなりの点数を占めるので、時間をかけて落ち着いて解く。そのあと3問目の精算表系の問題は一つでも点数を稼げて、一つ間違うと全体が大きく狂ってくるのでこちらも時間をかける。時間に余裕があったら2問目を解くのがセオリーです。もし、2問目をチラ見した時に、自分の得意分野のものだったら早急に解けますし、苦手分野だったら、もう捨てる気持ちでいきましょう!)

これにて試験は終了~。受かっても受からなくても晴れやかな気持ちで帰路に着きます。

合否の結果

ホームページ上で約3週間後くらいに受験番号一覧が掲載されます。

その受験番号の多さに圧倒されますが、発見した時は天にも舞い上がるような気持ちでした。

私は点数が気になったので、商工会議所に受験票を持っていったら開示してくれました。

75点というギリギリでしたが合格は合格!オールオッケーです(笑)

合格証の発送

合否が確認できてから、3週間後くらいに発送されます。

合格証と一緒に点数内訳が同封されていたので、わざわざ商工会議所に確認しに行かなくてよかったとちょっとがっかりしましたが、ここでやっと実感が湧きました。

最後に

商工会議所のホームページに丁寧にスケジュールや場所の説明などが載っているので、ブックマークしてこまめに確認するのが肝心です。

統一試験独特の雰囲気と、一人で勉強していたのでこれだけの人が簿記を取得したいのかと思うと面白い空間ではあり、勉強すること、久々に受験すること、頑張りが認められたこと、すべての過程と結果が自分の自信に繋がりました。

また、私は5月くらいから半年かけてポチポチやっていましたが、そうすると勉強したことを忘れてしまうので、短期集中3か月くらいで勉強した方が効率的かもしれませんね。

取得して決して無駄なことはないので、本当にオススメです!

リアルタイムで簿記に葛藤していた私のブログは以下になります。皆様の参考になれたら嬉しいです!

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