仕事の都合で10月にポーランドに行った時に少しだけですが、回った観光地をご紹介します!
昨今は旅行もだいぶしやすくなったかと思いますので、皆さんの参考になったら嬉しいです!
ワルシャワ編
ワルシャワ蜂起博物館
イメージとしては広島にある原爆資料館のようなものですかね。
それにしても、展示してある資料が莫大で生々しい。
展示物から溢れてくる威力が半端ないです。
霊感があったり、負のエネルギーが苦手な人はやめておいた方が良いかと思います。
(現に一緒に行った友人はアウシュヴィッツよりもダメージを受けていました。)
ただポーランドの歴史の中ではかなり外せない事象なので一見の価値はあります。
聖十字架教会
ポーランドを代表するピアニスト・ショパンの心臓が飾ってあります。
しかしながら、私たちが行った時は丁度日曜日。ミサの真っ最中だったため厳かな雰囲気で、とてもうろちょろすることが出来ず、むしろ静かにしろと注意されてしまいました。
実際は端っこをみることしか叶いませんでしたが、本場のミサを見れたこと、今も現役で教会として使われていることに深く感動しました。
また、街の至るところでは、ショパンの椅子というものが設置されており、ボタンを押すとショパンの名曲が流れてきます。偉大作曲家・ショパンへの愛を感じました。
レストラン
ポーランド人の方に勧めていただいた、ポーランド料理を堪能出来るお店です。
ポーランド語表記のため何と読むかは分かりませんが、量が半端なく、お店の雰囲気もとても良かったです。
しかし常に満席、長蛇の列が出来ているので行かれる際には予約がオススメです。
公式サイト→https://podwale25.pl
クラクフ編
アウシュヴィッツ・ビルケナウ博物館
誰もが知っているアウシュヴィッツの資料が展示してある場所です。
ポーランドに行ったら無理をしてでも一度は訪れた方が良い場所だと個人的には思ってます。
とにかく「土地」から放たれる力に圧倒されました。
折角行くなら、日本語ガイドさんをつけた方がより一層知れるのでオススメです。
勿論別途料金や、予約が発生しますのであしからず。
今はイヤホン越しに説明を聞けるので画期的だし、ガイドさんから離れていても説明が聞けるのでとても便利でした。
日本人で唯一のガイドをされている中谷剛さんの本も出版されているのでより深く知りたい方はこちらをどうぞ。
二冊目は今は手に入りにくいのですが、オススメです。
近年話題になった「関心領域」の主人公が住んでいて撮影にも使われていたお家も遠巻きながら案内していただきました。
体力・時間に余裕がある方はバスで移動してビルケナウ収容所に行くのもオススメです。
「白い巨塔」で唐沢寿明さん演じる財前五郎が立ち尽くした有名なシーンや、アンネ・フランクが最期をを過ごした場所がここに当たります。
戦後ドイツ軍がこの収容所での出来事を抹消するため、施設を空爆しようとして全部出来なかった名残もそのままの状態で保存されていました。
ヴァヴェル城
その場一帯がかつて沢山のお城があったことが体感できます。
入場カウンターでは金額と時間と、残り枚数が表記されています。
私たちが行った時は、なんと360分コースが完売になっていてとてもびっくりしました。
20分くらいのコースもあるので、時間に余裕がある&内部をじっくり見たい方はコースチケットがオススメ。
私は時間があまりなかったので、城の外をぐるりと廻っただけでしたが(勿論無料)お城の外観や、伝説の火を吹く守り龍が見れただけでもテンションがあがりました!!
ヤギェウォ大学
地動説を唱えたコペルニクスさんが通った国内最古の大学が見物出来るとのこと。
そもそもコペルニクスがポーランド出身だとは知りませんでした(笑)
見学ツアーの時間が決まっていて、それまでにチケットを購入する形です。
厳かな雰囲気を楽しめる、勤勉な方にはオススメです。
食器屋
ポーランドではお土産としてもポーリッシュポタリー食器が有名です。
勿論日本でも買えますが、割りとお高い(笑)
なので現地で買うことがオススメです。
数多の食器屋がひしめく中、こちらのデコアートさんが庶民には手に取りやすく、種類も豊富でした。お土産にいくつか購入しましたが、可愛すぎて結局自分用に使用してしまっています(笑)
店名
DekorArt Polish Pottery Cracow
場所
Sławkowska 11, 31-014 Kraków, ポーランド
織物会館
お土産を買うならここ!!何でも手に入る!!
と言われ、道中あまりお土産を買っていませんでした。
いざ行ってみたら、「あれ??」
勝手なイメージで東京駅構内の規模かと思っていたら、割りとこぢんまりとしていて、歩くだけなら15分程度で見終わりそうな感じでした。
確かに食器やら、置物やら、アクセサリーやら扱っているお店はあります。
勿論ポーランドの名産でもある琥珀もあります。
ただお値段が可愛くない(笑)
更にクレジットカードが全店で使えない。
現金を持っていない旅の後半に行った私は焦りました(笑)
ただ、この界隈はかなり観光地化されているので、少し先を行った小道にも可愛い雑貨屋さんもあるので、足りないものは個人店で買うのもオススメです。
カントル美術館
「死の教室」という全世界を震撼させた、タデウシュ・カントルさんの博物館。
かなり暗かったですが、「死の教室」で実際に使われていたカントルさん手作りの小道具が展示されてありました。
中でも馬の小道具の但し書きに「こちらは人骨を使用したものです。」と書かれていて、びっくりました。倫理的に可能なのか、本当だったら凄いなと思いました、
映画好きの方なら見ておいて損はないと思います。
場所
Nadwiślańska 2/4, 30-527 Kraków, ポーランド
おまけ
ミルクバー
社会主義時代の社員食堂の名残が今も町の定食屋さんのように、安くて素朴な味が楽しめるお店です。
お店によって種類や内装もさまざまなのですが、ポーランドの昔からの食事が楽しめるというのが何よりも楽しかったです。
行った場所場所で調べてみるのがオススメです!
(こんな可愛いミルクバーもありました。陶器の食器が懐かしかったです。)
まとめ
時間がなく色々なところには行けませんでしたが、ポーランドは歴史的にも、芸術的にも見どころが満載でした。
個人的にはワルシャワよりもクラクフの方が趣があって好きです。
日本で例えるなら、ワルシャワは東京で、クラクフは京都、と言ったところでしょうか。
食べ物も美味しいですし、情緒もあって、人が優しいポーランドが大好きになったので、機会があればまた行きたいと思いました!
まだまだ奥が深いぞ、ポーランド!!
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